お転婆娘らのが我が家に来てから毎日平日土日関係なく5時台に起きているのですが、その生活が1ヶ月半にもなると慣れてきて今では朝活を楽しんでいる主れのです。皆様、おはようございます！
今日11月17日はー
「のれぺん」で何度か登場していた愛犬メープルが虹の橋を渡ってなってちょうど1ヶ月となりました。
【10月17日 17歳10ヶ月5日】 の犬生でした。
1ヶ月という節目は何となく気持ちを整理するタイミングに思え、こうして言葉にしてブログに残すことにしました。今日は内容的に明るい話題ではありませんが最後までお読みいただけると幸いです。
18歳のお誕生日まであと2ヶ月
18歳のお誕生日まであと2ヶ月でした。
正直余裕で迎えられる、なんなら20歳までは一緒に過ごせると思っていました。
トリミングの度にしていた血液検査の結果は年齢相応とはいえ、17歳には見えないくらい元気で自分の足で歩いてトイレも出来るし食欲モリモリだったメープル。17歳になるまで【分離不安】というママ大好き病以外の大きな病気はしたことはありませんでした。
17歳ともなると体も悲鳴を上げ始め首のリンパが腫れて診てもらうとリンパ腫の初期。初期なので様子見の状態でした。体調が悪くなり始めたのが10月の上旬。
ちょうど10月1日にお転婆娘らのが来て9日過ぎたあたりにお腹が下り病院へ直行すると毎月の血液検査でもちょっと高めの40台だった「尿素窒素」の値が200を超えていました。腎臓が悪い状態でした。
「してあげたい」と「させてしまう」の境界線
大切な家族だからこそ、できる限りのことをしてあげたい！その気持ちはずっと変わりませんでした。でも治療が増えていくほどー
「これは本当にメープルのためになるのかな？」
「ただ離れたくなくて治療を続けたいだけじゃ？」
そんな自問自答がどんどん増えていきました。
「やれることは全てやってあげたい」が、時として【飼い主のエゴ】になってしまうのではないか。頭では分かっていても心は全然追いつかない、そんな日々でした。
忘れられない、あの日の叫び
今でも鮮明に覚えている日があります。
朝10時から夜の19時まで長時間の皮下点滴治療を受けたメープル。当時私たち家族はそれが最善だと信じていました。でも治療後、病院を出た瞬間メープルはそれまで聞いたことがないような声で鳴き始めました。
あれはもう
「辛かったよー。」
そう訴えているような、心の底からの叫びでした。いつものようにバスと電車で帰ろうとしたけれど鳴き声は止まず、途中で電車を降りてタクシーに乗り換えました。
そして家に着いた途端、あれほど悲痛だった鳴き声がピタッと止んだのです。その静けさが逆に胸に刺さりました。
「治療が相当辛かったんだね、ごめんね。」
メープルはとにかくママが大好き。
分離不安で病院でも「ママ大好きっ子」として有名なほどでした。
そんな子があれほど苦しそうに鳴く姿を見て、私たち家族の中で何かが変わりました。「もう、長時間の治療で辛い思いをさせたくない。」そう思い、翌日からは短時間で済む皮下注射に切り替えました。
あのときのメープルの声は「ママ、もう治療はいいよ。」そんな風に聞こえていました。
治療をやめるという決断の重さ
治療を続けることが正解ではない。
そう分かっていたとしても「やめる」という選択は本当に苦しかった。
何が正しいかなんて最後まで分からないけれどメープルの表情や呼吸、体の震えを見て「この子がもう頑張らなくていいように」と考えられるようになるまでたくさん時間が必要でした。
いま振り返っても、あの決断が正しかったかは分かりません。ただ、必死にメープルの気持ちを考え続けていたあの日々は、大切で尊い時間だったと思います。
1ヶ月経った今の気持ち
時間が経つほど、存在の大きさを実感しています。
お転婆娘らのが我が家に来て3日目。
まだママが恋しい時期ということもあり、メープルのことを「ママ」だと思い添い寝していたんです！おっぱいを探してお腹に入り込まれても嫌がらず受け止めていた優しいメープル。それはもうほっこりする幸せな時間でした♡
寂しさや悲しみで涙が出るのは、きっとこれからも続くと思います。 でも最近は、悲しみだけじゃなくて「17年10ヶ月5日。一緒にいてくれて、傍にいてくれてありがとう」「また会いたいな」 という気持ちが混ざった優しい涙になってきました。
最後に
こうして文章にしてみてほんの少しだけ気持ちが整理できた気がしています。今回で5度目のペットロスですが、やっぱり「慣れる」なんてことはありません。
メープルが虹の橋を渡ったことで我が家に来てくれた可愛い愛犬たち5わん皆いなくなってしまいました。ふとした瞬間に胸がぎゅっとして、目からツユがこぼれてしまう日もあります。
同じように大切な家族を見送った方にも、
まだまだ書きたいことはありますが割愛します。
暗い内容なのにも関わらず最後までお付き合いいただき、本当に本当に本当にありがとうございました！
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